今日は、Excel(エクセル)で「セル内の文字数をカウントする・数える」方法を紹介します。
Excel(エクセル)でセル内の文字数をカウントする方法
セル内の文字数をカウントするには「LEN関数」または「LENB関数」を使います。
この二つの関数はどちらも文字数を算出する関数ですが、全角・半角の換算数にちょっとした違いがあります。
LEN関数は
全角1文字、半角も1文字として数える
LENB関数は
全角2文字、半角も1文字として数える
LEN関数の使い方(全角・半角1文字)
全角・半角どちらも1文字扱いで文字数カウントをする場合は「LEN関数」を使います。
=LEN(文字列)
引数は文字列の他にもセル番号でもOK
スペースや句読点もカウントされます
LEN関数の使い方
例:セルB4の文字数をカウントしたい
❶ セルC4に関数する
=LEN( )の中にカウントしたいセル番号を入力して「=LEN(B4)」とする
❷ 指定セルの文字数が算出される
引数に直接文字列を使ってもいいので「=LEN(“夏natsuなつsummerナツ”)」でも計算ができますよ
空白(スペース)に注意
カウント対象に「夏 natsu なつ summer ナツ」のようにスペースが含まれている場合、スペースも1文字としてカウントされるため注意しましょう!
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LENB関数の使い方(全角2文字・半角1文字)
全角は2文字・半角は1文字扱いで文字数をカウントしたい場合は「LENB関数」を使います。
=LENB(文字列)
引数は文字列の他にもセル番号でもOK
スペースや句読点もカウントされます
LENB関数の使い方
例:セルB4の文字数をカウントしたい
❶ セルC4に関数を入力する
=LENB( )の中にカウントしたい「セル番号(文字列でもOK)」を入力すると=LENB(B4)となる
❷ 指定したセルの文字数が算出される
空白(スペース)に注意
LEN関数と同じように、スペースが含まれる場合もカウントされるので注意しましょう(全角スペースなら2文字・半角スペースなら1文字カウント)
LEN関数とLENB関数を使った応用編
応用①:全角を1文字、半角を0.5文字としてカウントしたい
全角を1文字、半角を0.5文字としてカウントしたい場合には、LENB関数の値を1/2にすることで対応ができます。
LENBの値を1/2にすることでこのように換算できる
・全角2文字 → 全角1文字
・半角1文字 → 半角0.5文字
例:セルB4の文字数を全角1文字・半角0.5文字でカウントする
❶ セルC4に「=LENB(B4)/2」と入力
(「÷」はエクセルでは「/」と表記する※)
❷ 文字数が表示されました
※エクセルで割り算をしたいときには「÷」ではなく演算記号の「/ (半角スラッシュ)」を使います
演算記号についてはこちらの記事をチェック。
エクセルの足し算には数式(演算記号)を使っていきます。足し算と引き算は 算数と同じ演算記号を使いますが、 掛け算と割り算は 以下のようにExcel上では違う演算記号を使います 掛け算:「*(半角アスタリスク)」 割り算:「/(半角スラッシュ)」を使って計算する必要があります。
応用②:文字列に半角を含んでいるかチェックしたい
セル内の文字列に「半角が含まれているのか」を判定したい場合には【すべて全角であるならば、LENでカウントする文字数はLENBでカウントする文字数の2倍である】という論理式が成り立っているかどうかで判別できます。
すべて全角なら以下の等号が成り立つ
「 LEN(文字列)×2倍 = LENB関数 」
例:セルB10:B14の文字列がそれぞれ半角が含まれるどうかを判定したい
❶ セルC10に「=LEN(B10)*2=LENB(B10) 」と入力し戻り値が「TRUE」なのか「FALSE」なのかを確認する
戻り値によって以下を判断する
「TRUE」なら→すべて全角
「FALSE」なら→半角も含まれている
❷ あとはセルC10の数式をオートフィルで下段までコピー
例えば、データ集計やアンケートなど「半角が含まれていてはならない状況」でのチェッカーとして使えるかもしれません。
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以上、今日はセル内の文字数をカウントする方法(とその応用編)について解説してきましたが、実は「複数セルの文字数をカウントする」こともできます
前回はExcel(エクセル)の文字数をカウントする方法を紹介してきました。 セル内の文字数を数えるためのLEN関数・LENB関数の使い方から知りたい方はまず上記の記事ををチェックくださいね! そして今日は、その応用編とし …
LEN関数は、データの文字数制限を設定したい場合・文字数を把握しながら入力したいときに役立ちますよ。