今日はエックスサーバー で使ってるPHPをバージョンアップする方法手順を紹介していきます。
1番シンプルで簡単な方法です。所要時間は3分ほど!
XSERVER(エックスサーバー)でPHPをバージョンアップする方法
STEP1:エックスサーバーにログインしてサーバーパネルにアクセスする
まずは、エックスサーバー に以下の項目を入力してログイン➛ サーバーパネル(管理画面)にアクセスしましょう
- サーバーID
- サーバーパネルパスワード
つい先日、XSERVERアカウントIDでもログインできるようになったのでどちらを使ってもOK
STEP2:「PHP」項目から「PHP Ver.切替」を開く
サーバーパネルの下のほうにある「PHP」の項目の「PHP Ver.切替」をクリック
STEP3:PHPを変更するドメインを選択
ドメイン選択画面で、今回PHPの確認・変更しようとしているドメインの「選択する」をクリック
STEP4:使用中のPHPバージョンを確認してバージョンアップする
PHPバージョン切替の画面に遷移します。現在(使用中)のPHPバージョンが確認できますね?
「変更後のバージョン」で選択プルダウンから、変更したいバージョンを選んで【変更】ボタンを押せば更新完了
サーバー側が(推奨)としているバージョンを選択するのがベストです。非推奨のバージョンにする場合、動作に不具合が生じたりセキュリティ性に問題が生じることがあるので注意しましょう
エックスサーバーのPHPに関するQ&A
どのPHPバージョンにすればいいの?
前章でも少し説明したように、基本的にはエックスサーバー側が推奨している最新のバージョンにするのが最善策です。
2020/12/09時点で運営側で公式にサポートしているバージョンは「7.4.x / 7.3.x / 7.2.x」です。
これ以前のバージョンを使っている場合は、旧バージョンとされていて何かあった場合にも運営側にサポートしてもらえない可能性もあるので…バージョンアップすることをおすすめします!
バージョンに関する詳細は公式の下記ページに記載されていますよ。
他サーバーみたいにCGI版・モジュール版が選択できないけどどうして?
エックスサーバーでは、バージョンが5.5.x以降のPHPについてはデフォルトで「FastCGI」と「キャッシュモジュール(OPcache)」が共存で有効になっています。
つまりエックスサーバーにおいては、CGI版なのかモジュール版なのかを選ぶ必要はないということなんですね。
レンタルサーバーの一般としてはどちらか一方を選ぶって感じなので、それに対してエックスサーバーはひとつ頭を抜けてハイスペック品質であるともいえます。
「FastCGI」とは:
CGIの進化版でサーバーへアクセスしたときのリクエスト時間・CPU負荷を大幅に改善し速度面で優れるとされているモジュール版PHPと同等の処理能力を持つ動作方式
「OPcache」とは:
初回アクセス時に、PHPの内容をキャッシュして残しておいて次回以降にはそのキャッシュを利用して処理することでPHP実行時のCPU負荷の軽減や、高速化をはかるPHPの拡張モジュールのこと
設定したのにPHPが反映されない…!
PHPを設定したのに反映されないという時に考えられることとしては・・・
- 「.htaccess」ファイルが削除されている
もしくは独自カスタマイズによって内容が変更されている - 「php.ini」の設定に誤りがある
が考えられます。
上記当てはまらないか確認のもと、修正しても改善されなければエックスサーバーのメールサポートで問い合わせするのも手です。
わたしもメールサポートを利用したことがありますが、エックスサーバーは返答が比較的早いです!
PHP更新はサイトを安全・高速で運営するために必要な作業なので定期的に行っていきましょう!
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