51_アイキャッチ_Excelで小数点以下を四捨五入するには?
Q. Excel(エクセル)で数値の小数点以下を四捨五入するにはどうしたらいいの?

今日はこんなお困りごとを解決しますよ。

「小数点以下を四捨五入」とは、少数点以下の数値が4以下なら切り捨て、5以上なら切り上げすること。

例)「10.564」➔「11」
例)「15.211」➔「15」

本来、小数点の処理パターンには大きく3つ(切り捨て 切り上げ 四捨五入)あります。

今日は四捨五入の方法を紹介していきたいと思います。

 

本記事でわかること
  • CASE1:小数点以下を「Excel機能(表示桁数の調整)」で四捨五入する方法
  • CASE2:小数点以下を「関数式(計算式)」を使って四捨五入する方法

51_001_本記事でできること



Excel(エクセル)で数値の小数点以下を四捨五入する方法

CASE1:小数点以下を「Excel機能(表示桁数の調整)」で四捨五入する

Excelについてる標準機能を使った方法です。

Excelメニューの「ホーム>小数点以下の表示桁数を減らす」を使います。

Excelでの操作手順

1小数点処理したい➊数値を選択して、➋Excelメニュー「ホーム>表示桁数を減らす」をクリック

クリックする回数によって表示桁数が減っていくので、必要回数分クリックする

このようにクリックする回数で表示桁数が変わっていきます。

数値「10.2565」の場合は以下のように変化します。

クリック回数1回2回3回4回
表示される数値10.25710.2610.310

 

2表示したい桁数で表示される

51_003_表示桁数の調整完了

 

表示桁数を増やすこともできる

逆に表示桁数を増やすこともできます。

表示桁数を減らすのすぐ横にある「表示桁数を増やす」をクリックすればOK

51_004_表示桁数を増やす



CASE2:小数点以下を「関数式(計算式)」を使って四捨五入する

関数を使う場合は「ROUND」関数を使います。

ROUND関数の公式

=ROUND(数値,桁数)

桁数…小数点を基準として、切り捨てたい位置を指定する
➔例)小数点第一位以下(小数点以下すべて)を切り上げる場合「0」と入力
➔例)小数点第二位以下を切り上げる場合「1」と入力

Excelでの操作手順

1切り捨てしたい数値=「数値」、表示させたい桁数=「桁数」としてROUND関数で処理をする

51_005_ROUND関数を使う

2指定した数値の小数点が四捨五入される

51_006_計算結果

覚えておくと便利なテクニック

ROUND関数の「数値」には、セル番地を指定する他にも【数値の直接入力】でもOK!

51_007_覚えておくと便利

 

 

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