WordPressのサーバー選びはどうすればいいの?
WordPressブログの開設にあたり必要な準備の1つとして「レンタルサーバー選び」があります。
どのサーバーが自分に最適なのか?
最初はよくわからないだけにかなり悩みどころですよね…
そこで今日はWordPressブロガーに人気の
3大レンタルサーバーのメリット・デメリットを比較していきますよ。
比較するのはこの3サービス。
人気のレンタルサーバー
この記事を最後まで読んでいただくと、 3サーバーの特性がきっとわかるはずです。
WordPressで使いたい「レンタルサーバー」3サービスのメリット・デメリットを比較【ブログ初心者にもおすすめ】
それでは早速3つのレンタルサーバーのサービス内容を比較していきますよ。
各社人気プランの価格・スペック比較表
まず最初に、各社の「WordPressユーザー人気のプランを価格・スペックの面から比較した早見表」を載せておきますね。
(これらはWordPressを始めるのに最低限の環境がちゃんと整っているプランになります)
まずは価格の比較表です。
※ )2021年1月9日時点の価格
※ )WordPresを利用することのできるプランが前提
※3)月額料金は契約期間により変動
またロリポップはハイスピードプラン以外のプランの場合、別途初期費用が1,500円発生します。
スペックの比較表です。
XSERVER(エックスサーバー)
※2021年1月9日時点のサイト
エックスサーバーはこんな人におすすめ
XSERVERは、名の知れた人気ブロガーさんや大手WEBサイトが多く利用していることでも有名な実績あるレンタルサーバーです。わたしも利用しています。
エックスサーバーはこんなサーバー
● エックスサーバー株式会社が運営するレンタルサーバー
● 運用サイト数180万件、国内シェアNO.1
● 高速・高品質・高安定の最新高性能サーバーを完備
● 法人利用率も高い
エックスサーバー公式サイト
月額900円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
エックスサーバーは、多少 月額+初期費用 が高くても『最速レベルのサーバー通信速度・安定性を求めたい』『大規模ブログをつくる予定』『長年運営の安定感がほしい』人におすすめ
エックスサーバーの強みは「高速ハイスペック」「自動バックアップ完備」
エックスサーバーの強み
- 国内速度NO.1のサーバー通信速度
- 大量アクセス・負荷に強い安定性
- 自動バックアップの作成&復元機能が無料
ひとつひとつ説明していきますよ。
サーバー通信速度が国内最速
データの保管場所でもあるストレージ(記憶装置)は今はSSDが主流になっていますが、エックスサーバーはSSDよりさらに高速である「NVMe(エヌブイエムイー)」を採用しています。
国内でサーバー速度NO.1をうたっていて、従来のSSD環境と比較して「読み込み速度が最大約14倍の向上」を実現しています。他にはない最先端の高速通信システムで、ページを表示する速度がとにかく速いんですよね。
大量アクセスに強い負荷耐性
エックスサーバーは、WEBパフォーマンスをより向上・安定化させる「Xアクセラレータ(ver.2)」という機能を搭載していてます。
そのため、急なバズによる大量アクセスなどに強い負荷耐性と常に高速通信を安定して使用できるストレスフリーな環境を整えられています。
自動バックアップの作成&復元機能が無料
自動バックアップ機能は、何もしなくてもエックスサーバー側が自動でバックアップをとっておいてくれていて、必要になったときにいつでも過去7日間(MySQLデータベースは過去14日分)まで遡って復元ができるというもの。
ブログのデザインやシステムの編集をしていたら「ミスってサイトが真っ白になっちゃった」「昨日までの状態に戻したい」なんてシチュエーションがこれから必ずあるはずです。そんなときに恐怖のどん底から救ってくれるのがこの機能。
バックアップを取る方法は他にもありますが、エックスサーバーのバックアップ機能は復元操作(操作が複雑なやつも多い)もボタンひとつですごく簡単なので初心者でも安心です。
ちなみに、バックアップ機能についてはこれから紹介する「ロリポップ」「さくらのレンタルサーバ」でも使うことができますが少し条件などが異なるのでそれも順を追って説明していきますね。
まずは公式で詳細を確認 /
レンタルサーバー Xserver
メリット・デメリットまとめ
ここまでで紹介した強みを踏まえてメリット・デメリットをまとめてみました。マークは前章で書いた特に強みとしている点です。
エックスサーバーのメリット
- サーバー性能がよくページの表示が速い・サイト高速化が可能
- 大量アクセスに耐えうる耐久性
- 自動バックアップの作成&復元機能が無料
- ● サービス内でドメイン取得もできる(無料キャンペーンあり、エックスサーバーの指定ドメイン以外は別途取得が必要)
- ● 無料でSSL化・https化ができる
- ● WordPressなどのCMSを簡単にインストールできる機能がある
- ● 不正アクセスからサイトを守るセキュリティシステム(WAF)搭載
- ● 24時間365日の初心者でも安心のサポート
一方で、エックスサーバーにはこんなデメリットがあります。
エックスサーバーのデメリット
- ● 初期費用・基本料金が他と比べて少し高い
- ● 利用プランの変更が月極めですぐに変更できない
エックスサーバーは、サーバー性能が高いだけに他社と比べると少しだけ価格が高くなってます。
また、契約後のプラン変更自体は可能ですが、実際に適用されるのは次月~になるなど柔軟に変更できないという点があげられます。
価格が高いと言っても ほんの少し100円、200円月額をプラスするだけで「高速・高安定・高性能」が得られるので個人的に1番おすすめです。
まずは無料お試し利用もOK
申し込むなら今がお得/
エックスサーバー に 今申し込むとお得な特典が2つ
永久無料で使えるドメイン1つもらえる
初期費用3000円が無料の0円(※12ヶ月以上契約で)
詳細はこちらから /
➔ エックスサーバー
※2021年6月3日18時まで
ロリポップ!
※2021年1月9日時点のサイト
ロリポップはこんな人におすすめ
続いてはロリポップ。
ロリポップはいま人気急上昇中・注目株のレンタルサーバーです。
ロリポップは『WordPress運用に十分なスペックがあればOK』『初期費用を安く抑えたい』『できるだけ月額を安く抑えたい』という人におすすめ
ロリポップはこんなサーバー
● GMOパベポ株式会社が運営する格安レンタルサーバー
● 運用サイト件数170万件、国内シェアNO.2
● 基本価格が安くコスパがよい
● 2020年に「爆速宣言」とうたい大幅システム改善を行い近年株が急上昇
ロリポップ公式サイト
ロリポップ!なら月々100円(税抜)から
WordPressなどの簡単インストールやカート機能、
アクセス解析、ウェブメーラーも標準装備!
ロリポップ!の強みは「低価格・コスパ良し」「1番人気プランが初期費用無料」
ロリポップの強み
- 低価格でコスパがいい(WordPress運用に十分なスペックのプラン)
- 1番人気のハイスピードプランなら初期費用が無料
- 今後のアップデートに期待ができる
では、ひとつひとつ説明していきます。
低価格でコスパがいい
ロリポップは、WordPressでブログを運用するのに最低限ほしいスペックのプランが「月額500円~(契約期間によって価格が変動)」から利用できます。
また「サーバー性能・通信速度はエックスサーバーには劣る」ものの昨年ストレージをSSDへ移行しディスク性能を改善するなど、高速・安定性の向上実現していて、個人がWordPressやブログを運用するのには、十分なパフォーマンスを得られます。
1番人気のハイスピードプランなら初期費用が無料
ロリポップで今1番人気なのが「ハイスピードプラン(月額500~1,000円:契約期間で価格変動)」ロリポップの運営も一押しのプランだそうで、今ならハイスピードプランでの契約に限り 初期費用が無料になっているんですよ。
ハイスピードプラン以外を契約の場合には、1,500円の初期費用が発生します。
今後のアップデートに期待ができる
ロリポップは2020年8月に「ロリポップ爆速宣言」と称して大幅なシステムアップデートをしていて、使用ディスク容量やストレージ記憶装置をHDD→SSDにするなど通信速度の改善・性能・価格の見直しを図りました。エックスサーバーに負けじと改善に努めている感じがビンビン伝わってくるので、個人的には今後のアップデートに期待できると思っています!
冒頭の価格表を見てもロリポップが安いことがわかりますよね。全体的にプランが低価格が抑えられているのと、1番人気のハイスピードプランなら「初期費用無料」なので、初心者にもハードルが低く使えると思います。
WordPress最低限な機能があればOK!という人やWordPressブログ初心者の方に人気なんですね。
まずは公式ページでチェック /
ハイスピードプランの詳細はこちら
メリット・デメリットまとめ
ここまでで紹介した強みを踏まえてメリット・デメリットをまとめました。マークは前章で紹介した特に強みとしている点です。
ロリポップのメリット
- 低価格でコスパがいい
(WordPress運用に十分なスペックのプラン) - 1番人気のハイスピードプランなら初期費用が無料
- 今後のアップデートに期待ができる
他サーバーと共通のメリット
- ● サービス内でドメイン取得もできる(無料キャンペーンあり、ロリポップの指定ドメイン以外は別途取得が必要)
- ● 無料でSSL化・https化ができる
- ● WordPressなどのCMSを簡単にインストールできる機能がある
- ● 不正アクセスからサイトを守るセキュリティシステム(WAF)搭載
- ● 24時間365日の初心者でも安心のサポート
一方でデメリットとして挙げられるのはこちら。
ロリポップのデメリット
- ● 自動バックアップの作成&復元機能は有料オプション
- ● サーバー速度・安定性はエックスサーバーと比較すると劣る
- ● プラン変更はグレードアップの場合だけしかできない
エックスサーバーの章で自動バックアップの話をしましたよね?
実はロリポップは、自動バックアップを作成と復元する機能をフルで使うには「➊月額2,000円~のエンタープライズプランにする」か、「➋別途オプション契約(月額300円)をする」必要があるんです。
例えば、WordPresに1番人気のハイスピードプランを6ヶ月契約すると「月額750円」なのでそれに「自動バックアップオプション+月額300円」で合計月額1050円となります。
それでも月額1050円なら安いですよね。
またプラン変更は、グレードアップの場合に限って可能で、グレードを下げる場合は変更ができないので注意しましょう!
まずは無料お試し利用もOK
さくらのレンタルサーバ
※2020年1月9日時点のサイト
さくらのレンタルサーバはこんな人におすすめ
さいごに、さくらのレンタルサーバです。
さくらレンタルサーバは『WordPressをお試し感覚で使ってみたい』『安ければ安い方がいい』『スペックの高さは求めない』『小規模サイトを想定している』という人におすすめ
さくらのレンタルサーバはこんなサーバー
● さくらインターネット株式会社が運営する格安レンタルサーバー
● 運用サイト件数45万件
● 低価格帯の個人向けプラン~ビジネスプロ仕様まであり
● レンタルサーバーだけではなくクラウド・専用サーバーなど様々なインフラサービスを提供
さくらのレンタルサーバ公式サイト
高速・安定・無料SSL付!月額524円でWordPressが使えるさくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバの強みは「お手軽さ」「イレギュラーに強い」
さくらのレンタルサーバの強み
- 月額524円~WordPressがお手軽利用できる価格の安さ
(自動バックアップ作成&復元付きで) - イレギュラーや災害時に強い
- 管理画面が使いやすい
- 無料お試し期間が14日間と他社より長い
ではこちらもひとつひとつ説明していきます。
月額524円~WordPressが利用できる価格の安さ(自動バックアップ作成&復元付き)
さくらのレンタルサーバは月額524円(初期費用は別途1,048円)からWordPressが利用できます。また同じ低価格帯サーバーのロリポップは別途300円かかるバックアップ作成&復元機能も無料オプションとして利用することができるのでより少ないコストでWordPressをスタートアップできます。
イレギュラーや災害時に強い
さくらインターネット株式会社は、単なるレンタルサーバー会社ではなく データセンター・VPS・クラウドサーバーなども横展開している総合ネットインフラサービスの会社です。そのため自社でサーバーセンターを持ち管理している・停電時に備えて備蓄充電を装備しているなど「災害・システム障害」へのイレギュラー対策もしっかりとしているんですよ。
管理画面が使いやすい
さくらレンタルサーバのコントロールパネル(管理画面)は、2018年に新デザインへリニューアルされましたがそのユーザビリティがとてもわかりやすく使いやすいです。従来はほぼテキストのみの見た目でしたが、アイコンやサムネイル画像などで視覚的に操作しやすいデザインになってます。
レンタルサーバーの管理画面は、一般的に簡素なものが多くてどこにどの機能があるのかわかりづらいことが多いですがさくらのレンタルサーバのコントロールパネルであれば求める機能にたどり着きやすいですよ。
無料お試し期間が14日間と他社より長い
レンタルサーバのお試し期間は7~10日に設定されていることが多いですが、さくらのレンタルサーバでは14日(2週間)も設けられているのでじっくり検討することができますよ。
まずは月額524円プランをチェック /
さくらのレンタルサーバ スタンダード
メリット・デメリットまとめ
ここまでで紹介してきた強みを踏まえてメリット・デメリットのまとめです。マークは前章で書いた特に強みとしている点です。
さくらレンタルサーバのメリット
- 月額524円~WordPressがお手軽利用できる価格の安さ
(自動バックアップ作成&復元付きで) - イレギュラーや災害時に強い
- コントロールパネル(管理画面)が使いやすい
- 無料お試し期間が14日間と他社より長い
他サーバーと共通の利点
- ● サービス内でドメイン取得もできる(無料キャンペーンあり、さくらのレンタルサーバの指定ドメイン以外は別途取得が必要)
- ● 無料でSSL化・https化ができる
- ● WordPressなどのCMSを簡単にインストールできる機能がある
- ● 不正アクセスからサイトを守るセキュリティシステム(WAF)搭載
- ● 24時間365日の初心者でも安心のサポート
一方のデメリットは以下が挙げられます。
さくらのレンタルサーバのデメリット
- ● エックスサーバー・ロリポップと比較してサーバー速度・安定性・ディスク容量などスペックは劣る
- ● 月額524円~のワンランク上のグレードは価格が大きく上がる
- ● あとからプラン変更ができない
低価格が利点のさくらのレンタルサーバですが、それゆえエックスサーバー・ロリポップと比較すると「サーバー速度・安定性が劣る」「使用容量が多くない」点があります。
また、WordPressに1番人気のスタンダードプラン(月額524円~)の1つ上のグレードがプラミアムプラン(月額1,571円~)になるといったように、価格帯に開きが大きい点と、あとからプラン変更ができない点に注意が必要です。
本格的にWordPressブログを始めてより質の高いサイトを目指したいにしていきたいという人には不向きですが、『WordPressをお試し感覚で使ってみたい』『安ければ安い方がいい』『スペックの高さは求めない』『小規模サイトを想定している』という人におすすめするサーバーです。
まずは無料お試し利用もOK
自分にぴったりのレンタルサーバーは見つかりましたか?
今日はWordPressで使いたい「レンタルサーバー」3サービスのメリット・デメリットを比較してきました。
各レンタルサーバーでは、常に何かしらのキャンペーンを行っていてサービス内容・必要費用にも変動があるので、まずは必ず公式サイトをチェックしましょう!
高速・ハイスペックがいいなら /
エックスサーバー
低価格・コスパ重視なら /
ロリポップ!
WordPressのお手軽スタートなら /
さくらのレンタルサーバ