50_アイキャッチ_Excelで小数点以下を切り上げるには?
Q. Excel(エクセル)で数値の小数点以下を切り上げるにはどうしたらいいの?

今日はこんなお困りごとを解決しますよ。

「小数点以下を切り上げ」とは、少数点以下の数値に関係なく純粋に切り上げること。

例)「10.564」➔「11」
例)「15.211」➔「16」

本来、小数点の処理パターンには大きく3つ(切り捨て 切り上げ 四捨五入)あります。

今日は切り上げの方法を紹介していきたいと思います。

本記事でわかること
  • CASE1:小数点以下を「関数式(計算式)」を使って切り上げる方法

50_001_本記事でできること



Excel(エクセル)で数値の小数点以下を切り上げる方法

CASE1:小数点以下を「関数式(計算式)」を使って切り上げる方法

数値の小数点以下を切り捨てるには「ROUNDUP」関数を使います。

ROUNDUP関数の公式

=ROUNDUP(数値,桁数)

桁数…小数点を基準として、切り捨てたい位置を指定する
➔例)小数点第一位以下(小数点以下すべて)を切り上げる場合「0」と入力
➔例)小数点第二位以下を切り上げる場合「1」と入力

Excelでの操作手順

1切り捨てしたい数値=「数値」、表示させたい桁数=「桁数」としてROUNDUP関数で処理をする

50_002_ROUNDUP関数

2指定した数値の小数点が切り上げされる

50_003_切り上げ完了

覚えておくと便利なテクニック

ROUNDDOWN関数の「数値」には、セル番地を指定する他にも数値の直接入力でも計算が可能。

50_004_覚えておくと便利



 

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